聖刻の大地の話続き。
基本的に、このシリーズは、人間が能動的に超自然の領域にアプローチする方向で考えています。操兵も弱くなり、術法の大半は失われ、聖刻器も満足に残っていない。そういう世界で、人間がその知恵を使って同等かそれ以上の力を手に入れていく、そんな話になってくれればと思っています。
だって昔は存在した力ですからね。同じ方法では無理でも、アプローチを変えたら……って感じです。
冒険のステージが上がると、なにかが手に入るというパターンで、いわゆるレベルアップに相当する流れがあってもいいように思います。
ま、序盤はその糸口を探すところからになるので、地道な地を這うような話になると思いますが。
主人公たちが派手に暴れまわるのもありでしょうし、逆に、禁断の力を手に入れた相手を向こうに回して、インディアナ・ジョーンズよろしく特別な力を持たない主人公が必死で戦うって話も面白そうです。敵の強大さに絶望を覚えながら、最後には勝つのって結構カタルシスあると思うし。
いずれにせよ、神さまや原理のしれない聖刻器に頼らないで、人間の科学力(超科学だけど)でなんとかしていく方向なんで、物語のカラーは相当変わるんじゃないかと思ってます。
なので、ワースブレイドや1092もやれる方向で考えていますので、大地が合わない場合はそちらで。
まあ、いまはまだ個人的な腹づもりですから、果たしてどうなるかはわかりませんが。
日下部匡俊