反響の大きさに、少々品のない物言いを許していただければ「ビビって」います。
いや、実は全部ウソでしたって話じゃないです。やるこたやってます。んが、どうにもこれだけリアクションが目に見える形であると、なんせほらこんな感じなんで、分不相応かなって。
いや、自分の力じゃなくて、プロデューサーとか他の作業担当されている皆さんのおかげなんですけどね。

血界戦線が楽しくてしょうがありません。アニメの方。2期が始まったので、1期から見直してたんですが、2度目だと全然受ける印象が違うのね。細かい描写が多くて、一見さんだと見逃しちゃうことがめちゃめちゃ多かったです。
あと、構図やカメラワークで状況設定や心理描写見せてたりしてんのね。
2期はベーシックな演出に戻ってるんで、なんだろうと思ったら監督さんが違うという。そういえば1期は最終回が何ヶ月か遅れて放映されたんだよなあ。そのせいだとは思わないけども。

設定的にも、神さまは出てこないけど神さまが露骨に干渉してる世界だったり、神さまに力を与えられた怪物(それも面白半分で)が面白半分でいろいろやってたり、それに対抗してるのがただの人間で、呪術やら何やらを駆使して人間であることをやめてたりとか、実に心楽しい展開で。
1期のオリジナル展開らしいんだけど、あの話はかなりくるものがありました。原作ファンは余計なことするなって言いそうだけど、あれはあれで。2期の単発エピソード中心のも好きですけどね。でも1期であれやったおかげで、2期をより楽しめてるというか。まあ個人の感想ですが。

いやなんでこんな話をしているかというと、おわかりの方もいらっしゃるかもしれませんが、設定というか世界の構造が年代記にわりと近いからです。年代記の神さまは面白半分で何かしてるわけじゃないと思いますが、そういうのいてもいいかなあとかちょっと思っちゃったりしました。
考えてみれば、神さまなんかが切実な理由でどうだこうだ言ってるの、野暮っていえば野暮ですよね。
そもそも神をどう定義するかによって、話が全然違ってくるんですが。

土曜日ですが、お見せできるフィギュアが予定より増えるかもしれません。まあいきなりゲームをデモって見せられるわけではないのですが、ロンメルゲームズの長田さんからの注目ポイントとかお伝えできるんじゃないかと思ってます。
公開時期がまだ先なのが残念ですが、追加情報はこれに限らず随時公開していきますんで、よろしくお願いいたします。

日下部匡俊