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聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』、『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
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実は御仁の話って、梗醍果読み返す前に書いたんですよ。で、読み返して、連中が蟲の神さまを召喚しようとしてたってのを思い出しましてね。まさか、最後の一文を本当にあの頃書いてたとはっていう。まさか意識の隅っこになんか残ってたのか？ いやまあどうでもいいんですが。どうせ読み直して間違ってるところは直そうと思ってたし。
それはそれとして。
実は東方編って、その後戻ることになる西方編の種まきを延々やってたんですね。思い出しました。確かにそのつもりで書いていたんだなあ。東方編で止まっちゃったので、種蒔いたことをすっかり忘れてましたが（種そのもののことは忘れたことはないです）。
というわけで、ここんとこ備忘録的に色々書き起こしてるわけですが。
何度も書きますが、ネタバレだけどこんなんネタバレしても全然大丈夫なので大丈夫。
いやだってお話の仕掛けなんて１回見たらおしまいでしょ？ 何度も読んでもらうためには、そんなところに力点おいても意味ないんで。
手の込んだ仕掛けがあるのは、登場人物たちがそういう枠組みの中で自然に動いてもらうためなのです。まあキャラを動かすのはあんまり得意じゃないですが（でも極端に振った梗醍果はまあそれらしくできてるなあといまさらながら）、そこは全力で。あと慣れ。
そういや今回はゾロメですが（いま気づいたのか）、#222の時も#111の時も特に何もしなかったので何もしません。なんとなく流れで書いてますが、そういう回だと思っていただければ。
御仁、九尾獣とくれば、あとは竜（龍）となるわけですが、こいつについてはもうちょっと後で。いま書くと、触れちゃいけないものに触れちゃいそうな気がしてならんのです。ちなみに1092の龍とは見た目などはともかく、成り立ちが違うと思われます。似ているかもしれませんが、その時は偶然です。すり合わせなんてしてませんので。
なので巨神族とかも、ワースブレイドではたぶん他の何かに姿を変えて存在していると思います。なんなのかは知りませんが。そのうち「ああ、これか！」てのが出て来るかもしれません。オレ的に。
日下部匡俊
というわけで、ファインド森林に〈巨神の森〉とあてたのも、巨神族の意味ではありません。単なる雰囲気。案外書いてたらなにか出て来るかもしれないのは他のネタと一緒です。