ええと、これ本来#1でやるべきだったんですが。

このサイトにお越しの皆さんの中には、そもそも『聖刻(ワース)』ってなに? という方もいらっしゃるんではないかと思います。
一言で言えば、『操兵』と呼ばれるロボットが登場する、ヒロイック・ファンタジー作品というところでしょうか。
では操兵とはどんなものなのか。ざっくりまとめると、以下のような感じです。

・鎧武者を巨大化したような機械仕掛けの巨人兵
・『聖刻』と呼ばれる魔力を秘めたアイテム(ほとんどは、操兵の顔にはまる『仮面』の形をとる)を動力源にする
・工業製品ではなく、手作り感の強いデザイン

雰囲気的に、近代的な武器はあまり登場しません。新作『聖刻の大地』では火器も登場しますが、野暮ったい得物で殴り合ったり、くんずほぐれつするのが基本です。
またヒロイック・ファンタジーなので、その種の話に出てくるものはほとんどなんでもありです。悪い王様、邪悪な怪物、神々、悪魔、大国の陰謀、意志を持った物品……そして『練法師』の名で呼ばれる魔法使いも。もちろん。

ワースブレイド

TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)ワースブレイド。1989年夏発売。イラスト中央、背後に立っているのが操兵です。

こうやって書くと、既存のファンタジーにロボット足しただけかよ、と言われそうですが、実はそのロボット(操兵)がミソだったりします。操兵って結構キャラクター性強いんです。作品にもよりますが、めそめそ泣いたり、子供のように喜んだり、神のように超然としていたり。直接の描写がなくても、乗り手(『操手』といいます)の最期に慟哭したり。
練法師もただの魔法使いというより、むしろ忍者を想像してもらった方がいいかもしれません。

聖刻シリーズは、現在マンガ図書館z『剣の聖刻年代記1〜10』と『ワースブレイド・スタートセット』が公開されています。
もし興味を持っていただけたなら、ぜひご一読いただければ幸いです(制限つきですが無料です)。千葉暁作品『聖刻群龍伝』はネット上で公開されてはいませんが、書籍、電子書籍で購入が可能です。『聖刻1092』は残念ながら現状古本でしか入手できない状態ですが、よろしければこちらもぜひ。

日下部匡俊

手紙みたいに書けたらいいかなーって思って、名前の後に「拝」ってつけてたんですが、やっぱり変だなあと思ったので外しました。
この辺、やり通せばそれなりのスタイルになったりするのにね。根性なしですいません。

あ、質問お待ちしてます。是非とも、ご意見など含めてコメント欄からお寄せください。わかりにくいとか、読んだ感じ理解できないところがあるとか、個別にお答えできると思いますんで。