毎日書くと言いましたよ?

こういうの慣れてるんで、毎日でも別に苦痛じゃなかったりします。話のネタも30年分くらいあるんで、たぶん切り口を変えていくらでも行けるような気がします。気がするだけかもしれません。

小説と申しますか、聖刻シリーズの新しい作品を募集することは#1にも書きました。
で、そこでは、いままでの設定やお話にとらわれず、最低限の縛りで、あとは自由にやっていただきたいというようなことを申し上げたわけですが。
逆を言えば、いままでの設定や雰囲気を使って作品を書いてもらっても構わないわけです。当方(わたし、という意味ではなく)としましては、シリーズの美味しいところ(この辺は書き手によると思いますが)だけをつまんでもらって、使いにくいところは無視しても全然大丈夫ってことなんです。
二次創作なら原作を大切にするのは当然ですし、そういう作品ももちろん歓迎です。しかし、そこから一歩踏み出して、自分の作品として聖刻の名を冠したなにか(いや、本当は聖刻にもこだわってはいないんですが)を作り出してもほしいのです。

80年代の伸童舎というところは、来る者拒まずというとんでもなく懐の広い場所でした。後に有名になる絵描きの人や作家さんが、なんとなく集まってゴロゴロしていたりしたのです。で、なにやったかというと、『ボトムズオデッセイ』とか『マジカル・センチュリー』とか作ったりしたんですね。オデッセイなんか誰が書いてるか調べたら、ちょっと震えますぜ(オレは現場にいたけどお手伝い程度)。
もう当時の若手の有望株が、とにかく思いついたアイデアを力技で記事にしちゃったりして、いまやろうと思っても絶対できないことばっかりやってたんですが。この前再刊したベルゼルガとか、聖刻シリーズもその流れの中から生まれたものです(じつはべルゼルガの方がオデッセイより立ち上げが前なんだけど、企画自体が長く続いたので、ベルゼルガから聖刻へ企画がつながった感じ)。
聖刻リブートプロジェクトは、それを取り戻す……とは言いませんが、その頃の精神を取り戻せないかという考えのもと、現社長が立ち上げたものです。会社として利益を追求するのはもちろんですが、その前に、才能を世に送り出す場でありたい。そのための作品募集だったりするわけですね。

というわけで、われこそはと思われる方は、ぜひとも。

日下部匡俊

あ、聖刻ってなに? って話は#3で。