関東は、いつもの夏より一ヶ月ほど早く季節が動いているような気がしてなりません。秋雨前線? なにそれ、美味しいの? どうせ寒くなるならなぜ7月にそうならなかったのか! あの暑さからすると、また花粉がえらいことになりそうでいまから憂鬱です。
操兵の土木工事についてコメントいただいたので。
なんか旧ボックスかd20あたりに操兵の土木工事について言及があったとのことで(とりあえずd20で探してみましたが、現状見つけられておりません。すいません)。あー……もしかして操兵の書かな? だとすると、自分のじゃない記事が結構あるんで、その辺把握してない可能性が高いかなーうーん。待て、ムックの可能性はどうだ。いやなんかすいません。
と、思ったらドワーフPさんからEx2のサンジ・ヤン峡谷連合にその記述があったとの報告が。ああ、あそこかー。
文章化してないんで、後付けと言われても仕方がないんですが、あの記述は操兵を土木工事そのものに使ったという意味ではないです。せいぜい荷運び(重量物を担いで荒地を移動するのに好適)とか、土留めなんかの固定とかだと思います。でも、そのおかげで他の労働力をメインの作業に振り分けられるし、工法の発達があって、効率化したおかげでより治水工事が進められるようになったという話ですね。
だから、以前ほどオルゴ河の氾濫に悩まされることもなくなってきたと。
まあそれでも、操兵は騎士の乗り物なので、基本的にそういう泥臭い作業に使われることはごく少なかったと思います。移動のついでに荷物を……とかはあるかもしれませんが、大荷物操兵に背負わせて、山登らせて置いてくるなんてことはあの辺の国家ぐらいのものだったと。黒の帝国はあんまり気にしてないような気がしますが。そうか、あそこも貴重な例外かも。ああ、あとソーダリもかな。
というわけで全く関係ありませんが、現在猟手の話の続きを制作中です。前のは自分だけのものではないので結構難航してますが、近日中公開の方針は変えません。そのかわりでもないですが、公開してからも内容が変更される可能性があります。それも低くない頻度で。
変更を加えたら、必ず差分は記録しておきます。どうして変更したかとか、その辺の解説や考察も記事にできるし。
設定関係の間違いとかも結構出てきそうな気がしますが、誤りを直すことに躊躇いはありませんとも。
いや、できるだけそういうの出さない方向で頑張りますんで。
日下部匡俊
9/1追記
#87にも追記しましたが、黒の帝国やソーダリ国以外の騎士団も、建前上は土木工事に参加していたとの記述が操兵Exにありました。
すいませんです。
一応、この時期、西方北部は帝国の侵攻による社会不安が高まっていて、世間的な不満を吸収するために騎士団がいろいろ公共工事なんかに参画するようになっていたんだと思います。それがこの後も続いたかどうかはわかりません。結構この後大変なことになるので。
とはいえ、操兵が騎士団だけのものって時代も終わりに近づいているのだと思います。
ただ、操兵の絶対数が少なすぎて、工事に使うにはもったいないのも事実なのです。なので、この公共事業への参画というのは、たぶんに騎士団のパフォーマンスという見方もできます。
コメント
商魂たくましい人が老朽化した従兵機に目を付け、腕をショベルカーみたいな機構に改造するサービスがあってもいいかも。今まで無かったというだけで需要は確実にあるので。 特に南部の未開拓地とか、木を引っこ抜くのも人間がやるより操兵の方が早いだろうし、長年土木工事に従事した操兵ならプロ意識が芽生えて「開拓してやる!」とか思ったりするかも?
個人的には「状況による」でいいような気もします。老後は田舎でのんびり暮らしたいと思ってる軍人が、操兵を使って家を建てたり農作業したりとか……操兵ダッシュ村!
まさにその辺が各ワースメイカーの発想力で、いかようにも料理していただきたいって部分ですね。
たぶんファインド森林とか、モルアレイドの開拓地ではそういうのもありそうですが。そこらへんはいろんな意味で無法地帯なので、何がどうなってるかわかりませんし。
まあ別に、うまくこじつけられれば(いや、そんなのガン無視でもいいんですが)北部平原で操兵魔改造してる鍛冶屋がいてもいいと思うんですけどね。
鍛冶屋の魔改造のお話が出たので便乗質問をよろしいでしょうか?
「操兵の書に登場した街中にある操兵鍛冶師のいる小じんまりとした操兵を扱う鍛冶場は世間からは何と呼ばれているのでしょう?『◯◯(操兵鍛冶)工房』と呼ぶのでしょうか?(大げさすぎる気が…)それとも『操兵鍛冶屋?』『操兵鍛冶?』『操兵鍛冶場?』。
『旧王朝諸国や北部テーラタイン諸国であれば、首都の大規模修理施設(工房)以外にも国内の移動拠点(宿場町)には、操兵の書に登場したような小規模修理施設は必ずあると考えていいのでしょうか?』
屋号は個人の自由だから……たぶん、ただの『鍛冶屋』じゃないでしょうかね。看板に操兵っぽいマークが入ってるとか。
文明圏では基本的に大きな街には必ず操兵鍛冶がいて、鍛冶屋を開いてるはず。たぶん。大きめの宿場町なら間違いなくあるでしょうねえ。でも、小さなところはわからんです。隣町行ってくれとかあるかも。
先日から旧王朝諸国の架空都市をデザインしていまして…解説文での操兵鍛冶の店の呼称に困っていました。
回答ありがとうございます
西方EX2の南テーラタイン以外に、操兵EX”操兵の世界”9頁 2-1民衆への奉仕 に操兵の大規模土木作業への必須化と、その実例として北部テーラタインの事例が挙げられています。
おお……まあこれも、土木工事のアシストとして使われた感じってことで。
「まれに」とありますし。
でもまあ、効率化のために南テーラタイン以外でも使われてたことは間違いないですな。そう書いてんだから。
修正入れておきます。
操兵Exのあたりは、西方の書からちょっと前に進んだってイメージでやってたからなあ。あの辺で西方全体が黒の帝国の脅威にさらされてたんで、その影響で民衆に接近したり、いろいろあったのかもしれません。流石に当時のメモとか出てこないんで、ぼんやりとした記憶を頼りにそんな感じだったかと思い出してみたり。
まあ、矛盾は矛盾ですね。そこらへんはちゃんと統一した見解を出しておかないといかんでしょうね。
ただし、いままでのプレイヤーの皆さんのセッションの結果が、これで覆されることはないですが。仮に新設定が出てきても、それは単なるリファレンスであって、実際に遊んだ内容がすべてですし。
全く自信がないのですが、大規模農業に老朽化した従兵機を導入している記事なりイラストなりを過去に見た気がしてなりません…自分でイメージ膨らませた結果の妄想なのか??う~ん。
しかし、土木作業に対しては機体(の関節強度)が持たないという設定は操兵らしくて非常にいいですね!!
あー、それは自分ではっきり言った記憶があります。古くてまともに動けない機体(でも頑丈)は、農作業なんかに転用されて余生を過ごしているってのはアリです。ただ、普通の操兵ではそんな老朽状態だともたないので、そういうのは大体古操兵だったりして。ごくごくレアケースというか。
それはそれとして、過去に書いたことがはっきりした以上、日記の記述を修正せねば。ちゃんとどこを直したか明記した形で。