聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』などをご一読いただければ幸いです。
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今日はワンダーフェスティバルでしたね。いや、行けなかったんですが。
今回も、レギオンの駒用フィギュアでご協力いただいているR-Greyさんの操兵フィギュアが出展されたようです。ついにムーンがリリースされたんですね。感慨深いものがあります。と、思ったら、ムーンはバイザン・コガイ・王参高を出してくださってる英國紳士Ｇさんのところでも出てるのか！ すごい。
1092は主役級の操兵が立体化されていますが、ワースブレイドの方は割と地味目な操兵が多かったので。ほんの何年か前まで、マルツとほぼ幻のガレが出てただけですからね。
ここ最近の機種の増えっぷりには涙腺が熱くなりますが、その中でもたぶん一番人気のあったムーン・ドアーテが立体化されるとは！ いや、以前出版社経由でムーンの申請があったって聞いてたんですけど、それって何年前だ？ とにかくもう10年じゃきかないことは確実で。
でも、ネット探してもムーンが出たって話は出てこなかったし、たぶんその時は出なかったと思うんですが、それがついに現物登場っていうですね。バインもキードラも揃って、R-Greyさんのブースでデイル編やれちゃうんじゃないかっていう勢いですね。
こういう話をしていて、どうしても出てくるのがデザインの話です。新シリーズ立ち上げるのはいいですが、特に聖刻シリーズは操兵デザインあってなんぼなので、これが頭が痛い。
かりに福地先生や武半先生なんかが大車輪でデザインに取り組んでくださったとしても、とにかくまったく異なるデザインが何体も出てくるわけですから、準備するのがものすごく大変。手間的にもですが、コストも半端じゃありません。
逆を言えば、ワースブレイドの初期の頃って異常だったんだなあといまさらながらに思います。
でもって、それでも全然デザイン足りてなかったんですからね。物理的にあれ以上やれなかったんです。ほぼ限界。こっちは名前とスペックだけ考えてればそれなりに、ですが、デザインさせられる方としては右から左へってわけにはいかないので、本気で大変だったんではないかと思ってます。
というわけで、大地にしろ、既存シリーズの新展開にしろ、ここから進めるのが非常に大変。昔のロボットアニメとか、毎回敵メカデザインして、１年やったりするから50話分くらい分量があるわけで、あれどうやってたんだろうと思ってます。出渕先生とか、もう信じられないレベルで仕事してたんですね。
日下部匡俊
うん、別に解決策はないんだ。どっかからぽんと才能のあるデザイナーさんが５人くらい湧いて出てこないかなあ（小人さんか何かと勘違いしている）。