TRPGに手を染めたころ、アレはD&Dの赤箱遊んでた時だったと思いますが、自分のキャラ(僧侶でした)のアイコンとしてメタルフィギュアを買って改造しました。僧侶は僧侶だったんですが、イメージとは大幅に違う頭部(頭でっかちだったし)だったので、ガリゴリ削って、粗いところはサーフェイサー吹き付けて無理やり滑らかにして、なんか形が整ったからそれでよしってことにしてそのまんま……ええと30何年? そういうフィギュア人生です。
ちゃんとしたフィギュアの中の人に蹴っ飛ばされそうですが、嘘をついてもしかたありません。

さて。
また更新にえらい間が空いてしまった当ブログですが、その長い長い沈黙を破ってこんなイントロを描いたのには理由があります。
ちょっと前にフィギュアに仕様変更があると書きました。
そうです。いままで3Dプリンタでタフレジン使って出力してきた操兵フィギュアですが、R-Grey西村さんの超ご尽力により、この度操兵フィギュアはホワイトメタル製のメタルフィギュアに転生生まれ変わったのです!

え、なんでわざわざ金属製にしたのかって? そりゃあなた、ロボットのおもちゃとくれば超合金だからですよ!(うそ)

3Dプリンタでの生産にはどうしても限界がありました。1体ずつ出力するので少数生産には向いていますが、数十体レベルでもかなり無理があって、実際春のゲームマーケットで販売した製品も、かなりエラーが出て歩留まりが非常に悪かったのです。
これでは安定した供給は不可能ですから、さまざまの生産方法が模索されました。通常のガレージキットとおなじ方法も提案されましたが、どうせなら将来的にもその生産方法に準拠したやり方で通せるものはないかということになりまして、急転直下、メタルフィギュア化とあいなったわけです。

そして、その第1弾として登場するのが、春のゲームマーケットで試作が展示された《ニキ・ヴァシュマール》です。もちろん、既存のフィギュアもメタルフィギュアで製品化の予定です。
というわけで、乞う、ご期待。続報は近日中に。

日下部匡俊