間があいて申し訳ないです。なかなかご報告できることがなくて、こいつも書きそびれておりました。

操兵のメタル化ですが、おそらく当面はこれが最終仕様ってことになると思います。可能ならプラキット的なものもやってみたいところではあります。当面は、ってのは、よりよい方向に向かえるように常に可能性を模索していくという意味を込めてでもあったりします。
や、メタルマジで気に入ってるんですけど。重さ大事ですよね。

昔のメタルフィギュアって、形がいびつだったり、剣やメイスの柄が曲がってたり(細長い頭部のついたやつだと、その頭部が曲がってたりな)、いろいろ精度に問題があったわけですが(いつの話をしている)、最近はもう全然そんなことはなくって、もちろんタフレジンで再現できる細かさにはかなわないわけですが、それでもうまく調整すればそれとわからないほどの精密さで作れるわけです。
むしろ金属光沢と重量感で、実際以上にリアリティが増しているのは想像の範囲外でした。組み上がった(若干のパーツ分けがあるので、エポキシ系の接着剤などを使って組み立ての要あり)操兵フィギュア見て、ちょっと感動しましたもん。
なんか生産方法が変わっても、メタルは残してもいいんじゃないかとぼんやり思うほどで。

なお、ゲームは基本的に春の2人対戦版の拡張版ですが、当時は導入を簡易化するために極力ルール的に削ぎ落としていたオプションを復活させたり追加したものです。考えていたよりも規模が大きくなったので別物に見えるかもしれませんが、基本的な方向性はおなじです。テストプレイに参加していただいたみなさんには、おそらくおわかりいただけたと思うのですが。
このゲームの製品としての完成を待って、いよいよフィギュアとゲームの販売に移行します。
それまで、いましばらくのお時間を。それほどお待たせしないはずです。

日下部匡俊