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ゴーラン結社。
すいません、ワースブレイドというか年代記続きで。
なんか書いてたら触れたくなって。
前も書きましたが、ゴーラン結社ってのはアブゾ・ゴーランなるグリム人の親父を首魁とする秘密結社のことです。目的は、南部大戦で死んじゃダメーな人たちを匿うこと。
デイルたちも匿ってましたが、あれは通り過ぎたようなものなのでノーカン。でもないか。あの「剣」とかメンテ要員でブリンつけたりしてくれたし。あっ、詳しくはマンガ図書館zの剣の聖刻年代記をご覧ください。5巻の9話くらいですかね、確か。
果たす役割はそんな感じですが、彼らは大昔の軍神・巨人の戦いの被害者です。もともとあの地下都市も、その戦いから身を隠すために築いたもので、古代の技術でできているのでかなり堅牢です。古代の機械(あの剣はブリンの作ったものだが、ひな型が存在する)もそこかしこで眠っていますし、宝の山と言ってもいい場所だと思います。
ここぐらい、大昔の遺物がいい状態で保存されているのも珍しいんではないかと。でもなぜか操兵はない。
で、このゴーラン結社はリッシュ・マナーとかなり深く関わっています。ゴーランとマーン・ボダイというリッシュ・マナーで一番偉い人がツーカーですから。まあそれ言い出すと帝国のマルガルさんも繋がってるんだけど。
なんにせよ、そんな感じでゴーラン結社の人々もただのグリム人(=西方南部人)ではありません。マルガルやマーンがわざわざ幻影送り込んできて話ししてますからね。天の言葉とかいって、星の動きでかなり正確に未来予測してるし。後継者候補らしいブリンも器用に(低位のだけど)練法を使いこなすし、大昔の機械をコピーしちゃうし、やっぱり普通の人ではないのでしょう。
ちなみにブリンさんは役目が終わったらちゃんと都市に戻ってます。たぶん、南部大戦のときに出てくるのはブリンでしょう。避難民受け入れつつ、なにやかやと毒づいてるんじゃないかと思います。
日下部匡俊
ゴーラン結社が操兵を持ってないのは、彼らがリッシュ・マナーに連なる者(血縁という意味ではなく、都市を築いた土地に逃げ込むときに助けられたとか、助けたとか、そういうのがいままで続いてる感じ)だからという設定なんですが、よく考えたら軍神・巨人に追い詰められて、見るのも嫌になっていたからなのかもしれません。あの剣作れて、あの辺レスカードとかあるのに仮面が手に入らないはずないし、普通に考えれば防衛用に何機か持ってても不思議じゃないもんな。