©︎岡崎武士/Shindosha Wares Project
アキバ冥途戦争。なんというかすんごいですなこれ。最近のアニメシーンにはいったいなにが起きているのか。
臆面もなく自画自賛ですが、仮面の挽歌すげえや。よくあんな二転三転思いついたなー。必死だった記憶だけ残ってます。いやあんまりコロコロ状況変わるんで、ちょっとゲップが出ました。4話の方が素直。ていうか、ここぞとばかりにNPC出しまくり。□ワンナあそこで出てたか! って原稿チェックしながらセルフで度肝抜かれてます(もっと大変なあの人とか。そうか、正体現したの2巻か。剣で再登場するけど、現状あそこしか出番ないのよな……いや、もう一箇所あったっけ)。
はー情けない限り。
間違いなく勢いとノリは完全に26年前の方が上だったなー。まあ誇張なしで命削ってネタ考えてましたからね。惜しむらくはそこに技術が追いついてなかったことなんだけど。ただ確かに読みやすくできるし、状況設定ももっと無理なく作り直せるんだけど、そして実際手を入れちゃってるところも結構あるんだけど、それでも直せないところってあって、ああ、ここ泣きながら書いてたなあって思い出したりして。
極力文章ぶった切って再構成してますが、やっぱり1文の長さはどうにもならんところもあり(そもそもこの日記がそうだ)。うーん、でもまあ短文しか読まない人たちはいくら読みやすく構成し直してもこの手の本は読んでくれない傾向が強いから、そこは開き直るべきなのか。
結局、やれることやるしかないんですが。
過去作をいじって再発売とか、後ろ向きもいいところだと思ってて、実際それで敬遠してきたところはあるんですけれども、こうして実際にやってみるとこれやっとくと色々お得だなーって感じ始めてます。懐かしむんじゃなくて、過去に学ぶというか。
しかしこの力加減のわかってなさはすごい。どうせ技術はないんだから、120%ぶっ込まなきゃ見てもらえないって思ってたんだよな。思い出しました。それはいまでも一緒か。
というわけで、時間を捻り出して剣も進めなければなりません。普通に考えて諸々間に合わない。こないだまでは、どこから出せるかなーって感じだったのにな。とはいえ、今回もぐずぐずしていたら機会を逃すのは確実なので、やれるうちにやらなければなりません。
直し込みで気合い入れてますんで、乞う、ご期待。
日下部匡俊
今回も恐くて署名できない感じだったんですけど、裸踊り大事なんで。
あとバナー用に岡崎先生の絵を拡大してみたけど、改めてすごいなーと思いました。よく描いてもらえたなー。撫荒先生も十分にすごいし、やっぱりよく描いてもらえたなーと思ってるんですが。恵まれているよなあ、このシリーズ。