ディズニーシーに行ってきました。
なんていうんですか、あの様式化されているとはいえ夢が具現化した世界と申しましょうか、あの徹底っぷりには学ぶべきところがたくさんあると思うのです。USJみたいにコンテンツグロス売りってやり方もないではないですが、細部への気の配り方とか、なおかつ遊び心も忘れていないとか(全部計算ずくですが)、さすがにあの系列に勝てるところはないような気がします。
こういうノウハウって、長い間かけて培ってきたものだと思うんで。一朝一夕じゃあ真似できないんですよね。
TRPGはテーマパーク的なところがあって、物質的な施設やイベントがあるわけではありませんが、楽しみ方そのものはディズニーマニアと呼ばれる人たちとあまり変わらないかなあと。なので、同じ精神を持ち込む余地はあるのかもと考えています。まあ、楽しむ側(マスターも含む)は別にパークのキャストの皆さんの役割をやる必要はないわけで(あれは重労働)、せいぜいできてゲームの内容により感情移入できる環境づくりまでかなあと思うんですが。
もちろん、ゲームはあくまでゲームで、過度の感情移入なんか必要ないというか邪魔って人も少なからずいると思うんですけど、逆を言えば、そういう人たちは何やったって自分のスタンスを守るでしょうし、ノリを強要しさえしなければ悪くないのではないかと。そう考えるわけですね。
で。開発中の操兵闘技大会ボードゲーム(仮)では、参加したプレイヤーがそれぞれ操兵に乗ってチーム組んで戦うんですけど、操兵のスペックの他に操手のキャラもつけようか(ルールの縛りはないんですが)と考えています。ちょっと前にも書きましたが。
操手のキャラってのは、操兵に乗ってる人間の性格づけのことです。せっかく操兵でチーム組んで戦ってるって設定なので、乗り手のキャラの気分で会話したり、行動選択したりできたら面白いかもと。ルール的な縛りではないので、無視して淡々と効率的にゲームを進めるのもありですが、気分だけでもロールプレイをやってみるのは面白いのではないかってことですね。
せっかくTRPG新ワースブレイドの基本として考えているゲームシステムなので、RPの導入として楽しめる部分もあっていいんじゃないか、そう考えているわけです。
こんなもん、環境づくりとは呼べないかもしれませんが、これを基本にしてさらにゲームを楽しむためのガイドを作っていけたらいいんじゃないかと目論んでいます。
日下部匡俊
コメント
いつも楽しく拝読してます。ネズミの王国はどこに居ても東京のビル群がみえないのが現実を忘れさせてくれるポイントですねぇ。
あと、乗り手や操兵鍛冶で若干のプラスマイナスがあると面白そうですね。
「うちのチームはコーエグがいるから整備万全」とか、「クゥルが敵のチームを調べてくれた」とか、「カイは強いけど、スタンドプレーだな」とか(笑)
まあ、ルールはもう発注済みなので、とりあえずのところ仕様変更になるような発注はできませんのでw
まずはシステムがうまくいって、そこからバージョンアップでどんな要素を付け加えていくかでしょうかね。そこらへんもロンメルゲームズの長田さんとちゃんと話し合わないといけませんが。
まあノリノリでゲームができれば楽しそうですよね。