えー、アハーン全図にはちょうどアフリカくらいの位置に謎の大陸があるんですが、『ス=ガンの刻』の舞台がここです。言い切りますが。
もう15年前の作品の上に、そもそも公開していない設定を元にした仕掛けの話なので、オチがあんなぼんやりしちゃいましたが、『剣の物語』の第1巻とはいえ書いた後ならまあ言えなくもないってことで。
え、昨日の続き? なんのことですか? まあヒントだけ申し上げておけば、27日の夜に何かあるかもしれません。ないかもしれないけど。
ス=ガンの正体はマスガンの複製(あえてクローンとは言わない)にマスガンの本体に近い魂が宿ったものです。
マスガンは後世に向けて大量の複製を残していて、それが各地に散って悪さしたり、一般市民として生きてたり、いろいろなんですが、いやそもそもマスガンについて語ったのって短編集のあれだけだろうっていう(しかも書いたの同時期)。こういうの偉そうにネタバレだ、お前ら気づかなかったろうってのはもう頭悪い人の典型なんで書かなかったんですけど、いやほら、ちょうど時代的に聖刻の大地と被るもんでね。
じゃあ両方の話がリンクするかっていえば、いまんとこさせる気は皆無(自己満足にすぎないしってここで書いてるこれはなんだ)なんですが、まあ落ちてるネタはなんでも使う主義なので、覚書程度にここに書いてみたわけです。
や、半分くらい忘れてて。ついさっき思い出したんですけど。
思えば、あの時点で聖刻シリーズに火器を持ち込む実験してたんですね。で、まあいけるんじゃないかと。キャラの伏線は使えなくても(ス=ガンが泳げないってのを話に組み込めなかった)、そういうことはしっかり考えてる。そんな人間です。ダメじゃん。
いや、いまとなってはもうちょっと色々できたと思うんですけど……本気でVer.2を書きたいです。きっともっと面白くなるはず! そんな予感が!
あ、ついでに言うと、ス=ガンとダルガは同一人物(キャラ的に)です。パートナー眼鏡っ娘にすべきだったよなあ。ダルガって誰だよ。
うんと、ダルガについてはあのシリーズとは無関係ってことにして、『密林のダルガ』って話を書きたくてですね、結構ちゃんと準備してたんですけど、結局書けずじまいです。キャラ的には引き継いでるけど、パラレルワールドな話ってことで。
って話についてこられる人はどのくらいいるんだろうか。すいません、時間が取れなくて、ついこんな楽屋落ちにもほどがあるネタで書いてしまいました。調べればある程度はわかると思いますが、ニヤリとはできないことでしょう。
まあ他にこんな関係者以外にはさっぱりなネタ、もう持ってないんですけどね。
日下部匡俊