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聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』、『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
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西方将棋こと偽チェス。
劇中では糸をよった色付きの輪を駒に引っ掛けていきます。ダメージやら状態やらを表すためです。
が。
将棋指しの記憶力についてはいろんな場所で出てきますけど、もう人間じゃないですよね。なので、彼らは本当はそんなもの必要ないはずなんです。どんだけダメージ食らったかとか、成ったとか、この偽チェスにはいろんな要素があるんですが、それ全部彼らには見えてるわけです。実際、ギャラリーがいなければそんなの無視して指してる連中もいるかもしれないんですが。
でも、主人公はそれをやるのがリズムになってて、やらないと調子が出ないっていうパターンです。
こういうマインドゲームの得意な人たちって、合理性とは縁遠い性癖の持ち主が多くて、ほら、対局中にケーキむさぼったり、ひふみんみたいに対局者の背後に立って盤面眺めちゃったり、普通に考えるとなんでそんなことをって行動に走る人結構いるわけです。
色付きの輪を揃えて、わかってるのにマーキングしないと気が済まないとか、そういうのの中ではまあ普通かなっていうか。
まあ自分的には書きやすいってのが一番の理由ですが。
今回の主人公は真面目に軍略家タイプで、おそらく偽チェス指しとしては一流半ってところなんだと思いますが、そこらへん本人が気づいていく流れでやりたいところです。
挫折なんだけど挫折じゃないっていう。新しい道が開けるのって、それまでの入れ込みが深ければ深いほど気分的には結構複雑だと思うんですが、それでも悪いことじゃないので。
なもんで、スカウトされて、いざ大会に臨むことになってから、偽チェス指しではけっして出会うことのなかった状況に出くわしてひどい目にあうとか、盤上の理屈をどうやって現実に適用していくかとか、そもそも人間関係とかいっこも注意を払ってなかったのが、誤魔化せないレベルで抜き差しならぬことになっちゃうとか。恋愛すらそれ。
ねー、視点を変えると悪夢のようでしょう?(笑) 楽しいですよねえ。キャラがリアライズしたら、絶対背後から刺されるな、オレ。
日下部匡俊
ちょっとね、心理描写が普通じゃないネットマンガ見つけちゃったもんでね。すぐ影響受けるし。
別にそのまんまやるわけじゃないですが、あの深い(別にそんな重い話でもなんでもないんだけど)心理描写というか、そこに至る考察というか、そこは自分のものにできちゃったらいいなと。いろんなものを取り込んで、死ぬまで成長し続ける所存。