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前回の話書くのに、四操兵の6話の原稿引っ張り出してきて、なんとはなしに読みました。
いや……いやその、校閲の入ってない本当にベタ打ちの原稿で、顔から火が出るようでした。あれ、実は2週間強で書いたんですよ。四操兵の3巻。もう時効だからいいよね。自分でもびっくり。時々ああいうスイッチの入る時ってあって。
状況設定が複雑で、それががっちゃがちゃで大混乱。おまけに書き方が変。あれわざとやってたんだよなあ。いい加減にしろ!

まあ、校閲さんとか編集さんのおかげで、それなりに読めるものにはなってるんですが、あれあのまんまだったら本当に恥だったと思います。ネタは完全に固まっていたとはいえ、しかしまあよく2週間で書いたもんだ。

というわけで、四操兵でももうバッキバキに伏線とか後の話に繋がる設定とかばら撒きまくってますね。「剣」の宿敵とおぼしい名前が出てるし。実は宿敵でもなんでもないんだけど。そういうミスリードまで仕掛けてあんのか。アホだな、オレ。
あの時点でナルガ神の名前が出ないのは、四操兵編で出てきたあのやばいやつの方が格上だからです。なんとかできそうだったんで、秘装の人たちは介入しませんでしたが、梗醍果編ではそうもいきませんでしたな。いややはり四操兵は偉大だったんですね。
というか、あれが本気で侵入したら秘装だろうが八の聖刻だろうがたぶんダメだったと思われますが(まあ、そんな簡単に侵入はできないとは思うけど。ギギィ・ガーグを完全に同化できていたとしても、容量不足で完全体たりえなかったと思われる)。

それにしても、アハーンってなんでこんなにやばい連中に狙われてるんでしょうね。というか、やつらが狙ってるのは本当にアハーンなのか?(ニヤリ)

いくら、「お話ってのは何度も読んでもらってなんぼ。背景設定なんて一発ネタに過ぎない」とか偉そうに言ってても、やっぱり最後の方で驚いて欲しいことはあるので、かなりぼかして書いてます。が、とにかく四操兵以降のお話には、山のように今後のお話の予告が詰め込まれてます。自分で読んで確認しました。
こないだも書きましたが、書いたことは忘れてたけど、書こうとしている内容は全部覚えてます。というか、あの時から明らかに量が増えている。
うーん、書ききれるかなあ。書かないとなあ。
まあ、書きます。

日下部匡俊