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聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』『聖刻日記 #3』『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
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とかなんとかいろいろ書いてきましたが、本当はシリーズの本質なんて、書いてる側もよくわかってません。
言ってしまえば雰囲気さえそんな感じなら、それはもう聖刻シリーズなのです。

いや、空気が似てるから、全部聖刻シリーズだ! って言いたいわけじゃないです。聖刻警察やる気はないので(「聖刻警察だ! 話は読ませてもらった!」とかちょっと言ってみたいけど。いや言ってみたいだけ)。
そこはまあねえ、設定がアレンジなしで使われてるとか、明らかに他の聖刻シリーズの内容を下敷きにしたり、お話に組み込んでいたりってんでなければ、オリジナルを主張する作品に口出しできるもんじゃないですよね。たまたま似ちゃうってよくあることだし(この辺は微妙な話だし、なにがどうとは断言はできないですけど。あくまで聖刻シリーズに限った話で)。

あ、関係ないですが、聖刻シリーズの二次創作(パロディ等含む)に関しては、CC BY NC(ページ最下段をご覧下さい)の規約を守ってくだされば、自由に行っていただくことができます。

なんだかんだ言っても、聖刻シリーズはロボット物以外の何物でもないと思います。すくなくとも、このシリーズに興味をもっていただいた大半のみなさんは、操兵に関する内容がきっかけになってるんじゃないかと。
もしかしたら、キャラクターから入ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんけど(オレたちもね、カルラ復活運動をダイレクトに行ったものですよ。千葉先生、すげえ嫌そうな顔してたなあ)、やはり本シリーズの入り口は操兵かそれに類するものってことになるのだと思います。

創作物においてやはり画の力は絶対で、イラストレーターさんの力で注目されるかされないかが大きく左右されるわけです。ヒットまで行くかどうかは+内容次第だと思うんですが。
聖刻シリーズでは、これに操兵デザインも大きく影響してきます。初期にデザインラインを構築した幡池、福地両先生、特に福地先生の功績は非常に大きかったと言えます。デザインそのものもそうですが、「操兵とはこういうものだ」という形を作ってくださったことが。
真面目な話、これがきっちりしていなかったら、聖刻「シリーズ」は成立しなかったんじゃないかと考えています。
そのおかげで、ワースブレイドであれだけ大量の操兵が登場しても、破綻なくデザインをそろえることができましたし、いくらでも拡張可能なわけです。

その後、群龍伝ではそれまでとは異なるデザインラインの操兵が登場しました(あれも素晴らしいデザインですね)が、ラインの異なるデザインを普通に並べられる雑食性多様性がベースにあるのも、本シリーズの強みだと思っています。

日下部匡俊

ああ、また小難しげな話になってしまった。たいしたこと書いてるわけじゃないんですが。