ファミレスにいる!

ここに来るとなにか書かないとと思うので、ちょっと日記を書いてみました。
つっても、小説がもうちょいでできそう、ってくらいしか書くことないなー。試遊会については、なんでもかんでも書いちゃうと当日の楽しみ(来られる方だけじゃなくて、ネットでレポートとか見る人たちも含めて)がなくなっちゃうんで。

『宇宙よりも遠い場所』を何度目かの見直しをしたんですが、なんつーかこう、現状のアニメで絶対に売れない内容で煮しめたような話なのに、すごいんですよ、これ。
お話そのものもいいんだけど、文芸が仕事しまくってる。実在する風景を描かなければならない話なんで、それを「きちんと」視覚化&文章化してあるってことなんですが。いや、これちゃんとできてるアニメ作品って昨今稀でしてね。別に制作側が手を抜いているわけではないんですが、そうせざるを得ない事情があってそうなっちゃってるわけで。
普通にアニメを作っていれば妥協せざるを得ない部分で、めちゃくちゃ力入れてるんですね。

他の例だと『この世界の片隅に』とか。まあ、あっちはもう執念以外の何物でもないですが。

どんな話かはHuluなんかで配信中なのでぜひご覧いただきたいところですが、女子高生が南極目指して本当に行って帰ってくるってだけのミニマムな話のはずなのに(本当はいろんな人や組織が裏で動きまくってるはずですし、そこにも相当なドラマがあるはずなんですが、一切そこへの言及はなし。もちろん意図的に)、あの細かい描写や事物の整合性にはちょっと唸りますぜ。
全く難点がないとは申しませんが、こういうタイプの教科書みたいな作品です。文芸の仕事については、聖刻シリーズにおける自分の領分と被る部分が多々あるので、学ぶところも多いです。

もう半年過ぎちゃったけど、今年のアニメの中ではいまだに自分内No.1です。『ダーリン・イン・ザ・フランキス』は、自分がもっと若かったら軽くトラウマになってたかもしれないけど、さすがに汚いものを見過ぎちゃったかもしれない。あと自分的にですが、惜しい部分が多くて。

日下部匡俊

最近署名を忘れることが多くて。どうにもいけません。

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聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』『聖刻日記 #3』『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
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