さすがにこの内容で正規ナンバリング消費するのもなんなので。
あ、誰も突っ込んでませんが、猫幻体は猫+幻体が原因の誤変換だと思われます。いや、猫人(びょうじん)が出てましてね。なににとは言わないけど。幻体は言わずと知れたゼーガペインです。一応仕事してたんですよ。一応。
講演の話って、半年以上前からあったんです。なんで、結構ちゃんと準備してまして。その割には話すことはあんまり考えてなかったんですけど(準備ってのは手続き的な意味で)。
小中高と過ごした場所だったんで、自分の来し方を話せばそれなりにまとまるかなあなんて思ってましてね。講演どころか壇上で話したこともほとんどないってのに。興奮してくるとオタク喋りになるしさー。これで髪の毛白いんだぜ? 笑っちゃうよね。
そんなこんなで、年明け早々に飛行機とか予約して、泊まるところとか決めて、挨拶に回らなきゃならないところなんかに電話で連絡して、さああと2週間だってところでいきなりこれですからね。いやまあ予想はついていて、逆にいつキャンセルくるのかなーと思ってたくらいではあったんですが。
とはいえ。
なんか、たぶんそんな人数もこない場所とはいえ、自分のたぶん家族にもそんなに話してない学校時代の話をしようと考えていたので、いざ中止になると出所を求めて頭の中でぐるぐる回っていてですね。それならここで書いちゃえと。
ただのプライベートの切り売りなら、もちろんこんな恥ずかしいことをするわけないんですが、そんなことを書こうって考えたのにはもちろん理由があります。あるんですよ。
そもそもなんの講演だったのかといえば、地元出身(厳密にいえば生まれは別なんだけど)のラノベ作家がどんなふうに仕事してるのかとか、なに考えてるのかって話をしてくれってことなんですが。たぶんそれをやるには自分が小さい頃からどういう性癖の持ち主で、ずーっと考えてたこととかその傾向とか、あと外部的にどんな圧があったとか、そこから話さないとと考えたわけです。
あー、一文がなげえ。
たぶん、先方としては、仕事を始めた経緯とか、どんなふうにすれば小説とか書けるようになるのかとか、その辺の表面的なことをやってくれれば十分だったと思うんですが、そんなんでお茶にごすわけないじゃないですか(笑) もちろん嫌な気持ちになるようなグロいことまで喋る気はなかったですが、自分的にはおかしいと思ってないことでも他人から見るとギョッとなる可能性は否定できないので、そこはまあしょうがないですよね。幸い、これテキストなので、嫌だと思ったところで読むのやめちゃえばそれ以上ダメージをくらう危険はなくなるシステムになっております。講演だと出て行くとかしないと嫌でも聞かされますからねー。よく考えたら中止で正解だったのかも知れぬ。
というのが前振り。
日下部匡俊
正直、小中高に漠然と感じていた日常への不満、当時は気づかなかった得難い経験なんかが物を書く下地になっているのは確かです。そして、いま、それをやろうとぼんやり考えてます。それはこの日記とは関係ないところでなんですが。
でもここで書いてる以上リンクはしてるか。