聖刻日記 #470

いま『黒き鉄の進軍』に手を入れてるんですが、まずいですね。気がつくと全面改稿しようとしている。
文章の出来、不出来はともかくとして、これが手直しならばそこまでやってはいけない。労力はもちろんですが、過去作を自分で否定してはダメというか。別に否定したいわけじゃないんですけど、ちょっと表現直したら論理的に矛盾が出てきて、それを補うために文章足したら後が繋がらなくなるという無限循環の地獄にハマりそうになりましてね。いやむしろ早い段階で気づけて助かった。冒頭の3行くらいが15行に膨らんだ時点でハッと目が覚めたもん。
千葉先生、聖都編の書き直しどうやって自制したんだろう。いや個人的には最初の聖都編でなんの不満もないんですが、書いた本人にはそうは見えないだろうってことは経験的に想像がつくので。

というわけで、現状細かい直しだけにとどめています。
おなじことは『呪法宇宙』でもありましてね……あっちは別になにもないですが。こないだ出てきたもんで、読んでたらつい直したくなって。
まあ書いた本人なだけにどうしても未熟な部分が目につくんで、つい手が伸びちゃうんですけどね。未熟ってそんな成長もしてないくせにな。

で、旧作は旧作で進めてるんですが、肝心の剣の方もやらなければなりません。1巻目は完成していると言ってもいいとは思うんですが、でもやっぱり6年前の作品なんで未熟さが目について——どこまでおんなじことを繰り返すのか。
あと寄合所もちゃんとやらないと（現在試験運用中。アルファテスト的な）。ていうかFBの方が放置状態だ。すいません。なんだかんだでちょっとパンクしてますね。作業内容を整理しなければ。