2018年7月21日、『聖刻レギオン』の発表&試遊会が開催されました。
折からの熱暑の中、都心まで足をお運びいただいた皆様には感謝の言葉しかありません。
構想からは数年、実作業に入ってからも1年近く、ようやくこうして公の場でプレイしていただくことができました。

聖刻レギオンは、1プレイヤーが3機の操兵を操って、集団戦で勝敗を競うボードゲームです。当初は新ワースブレイド(仮)のコアシステムを流用したボードゲームの位置付けで想定していましたが、ゲームデザインのロンメルゲームズ長田氏の提案により、3機1チームを1プレイヤーが担当し、さらにプレイヤー同士がチームを組んで2陣営に分かれて戦うというものに進化しました。
ルールは最低5分で遊び始められる簡易さで、しかし同時に3機を操って、しかも他プレイヤーとの連携が求められるという要素の導入により、実際にプレイには単純にはいかない奥深さが加味されています。

本来は、さらに多岐にわたる行動オプションや、操兵ごとの特別な技などが存在し(ついでに言えば、人間も戦闘に参加できる。「尻の栓抜き」改め「プラグアウト・チャレンジ」も可能!)、より複雑な戦術性が設定可能なのですが、今回は試遊であることと、初見の皆さんが対象のため、あえてラウンド数を3に絞り、ルールの単純化や従兵機の耐久力に制限を加えるなどの措置によって、単純かつスピード感のある内容としました。

今後、今回の皆さんのプレイをもとに、さらなる改良を加えていく予定です(3ラウンド以上の長時間プレイ用ルールも含めて)。それに加えて、プレイに使用した操兵フィギュアの正式な製品化についても検討していきます。
当然のことながら、操兵フィギュアは単体で購入可能になる予定です(当然、レギオンのゲームセットには付属するはずですが)。ゲームそのものとは別に、操兵コレクションとして展開できればと考えています。

いやでもですね、会場でR-Grey西村さんのフルサイズフィギュア見てたらですね、特にズィーダル・ハークスが欲しくなってですね、これロボット魂とかにならんのかとか思ったりしたわけですよ! あんなカッコよかったか、ズィーダル・ハークス! トラヴァルダーも結構本気で考えたんだけど、あれ、大半布だからなー!(カイ・ダイン巻頭でしかデザイン出ていない上に仮のデザインなのになに言ってんだこいつ)
——失礼いたしました。

ああええと、お気付きの方もいらっしゃる(いらっしゃった)かもしれませんが、実は昨日ご覧に入れたルールブックから(仮)が取れております。というわけで、2018/7/21をもちまして、『聖刻レギオン』は正式名称となりました。もったいぶった理由はあんまりありませんが、まあ区切りってことで。

そんなこんなでよろしくお願いいたします。

日下部匡俊

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聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』『聖刻日記 #3』『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
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