聖刻IZUMO日記 #498 | WARES PROJECT

気温はそこそこのはずなのに、結構寒い毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

出雲に行ってきました。家族が行きたいと言ったからなんですが、なかなか興味深い場所でした。
いや、上空を通過した以外、香川より西に行ったことありませんで。畿内はそこそこ回ってるんで、関東圏にはない異文化には触れたことがないではないんですが、
最初に感じたのは、意外に違和感がなかったこと。いや、建物や町の作りなど、細部に微妙な違いは見えていて、文化の差ってのははっきりと認識できたんですが、畿内の異文化っぷりに比べるとそんなに濃くないなあっていうですね。
きっともっと長期間かけて、地元の独自文化に触れる機会を増やせば暗黒神話みたいな体験もできるのかもしれませんが（できません）。土偶みたいな大国主とか！

で、出雲から境港に回ったんですが、水木しげるロードのマジっぷりに度肝を抜かれてきました。もっとインチキなものを想像してたんですが、なんというかちゃんと長期間あの企画を続けられる覚悟が感じられるものでした。派手なものでは決してないんですが、ちゃんとお客さんの興味を惹きながら息切れしないようにできてる。
なんというか、こういう類ってテーマパーク的な展開しか思いつかなかったりするものだったりしますが、商店街規模でやろうとするならどうすればいいかっていう最適解を示してくれているような気がします。

てわけで３日かけて回ってきたんで、どっかで仕事できるかなーって思ってたんですが甘かったですね。初日のホテルはワーキングホリデー意識してるのか、結構仕事できるスペースが用意してあったりしましたが、境港の方は仕事なんかしてるんじゃねえって全力で主張されている気がするくらい仕事用のスペースがありませんでした。
あの界隈全体で。
まあ確かに水木しげるの感じをあの通りで展開してるわけだから、あそこであくせく仕事しようってのが間違っていたのかもしれません。