練法のページをちょっとだけ更新したので。

操兵には基本低位の練法がききません。理屈では、操兵の操手漕はある種の結界になっていて、そこには一定レベル以下の術が干渉できないからです。高位の術になるとその限りではありませんが、手軽に使えるものではないので、操兵相手に練法だけで立ち向かうのはかなり分の悪い戦いになると思います。
もちろん、世の中にはとてつもない使い手というのもいて、操兵の集団を一蹴してしまったという記録もあるようですが、基本そんな苦労するくらいなら操兵を使った方がましというものでしょう。

聖刻の世界でも費用対効果というものは確実に存在していて、効率の悪い手段をあえて選ぶのはよほどそこに理由があるか、単なるバカかのどちらかです。単なるバカ、嫌いじゃないですが。
練法師は特にその費用対効果に敏感な人種です。そりゃそうです。触媒とかシャレにならない金や時間がかかったりしますから。できるだけ効率よく練法を使いたいと考えても不思議ではありませんし、常にそういうことを考えているので、なんでも効率重視になってしまうのはある意味当然とも言えます。
基本、練法師は金勘定にうるさい連中だということは覚えておきましょう。そうじゃない人は、きっと何か理由があるはずなんです。単なるバカとか。

日下部匡俊