ここがどういうところかは、こちらをご覧いただければ幸いです。→基本の話徹底解説その1
あと、90個くらいありますが、この日記を適当に流していただければ。初めての方にはちょっと難しい内容の可能性もありますが、そこはそっ閉じで。

関東は異常な涼しさでしたが、いかがおすごしですか。まあ、もうちょっとくらい暑さに付き合ってもいいかなって気分になってきたことも否定しません。

ゲームについて具体的なご報告ができていませんが、スタートアップってちょっと時間がかかるものなのですいません。
あと、いろいろお話はしていくつもりですが、ここで書けることと書けないことがあるので、それもすいません。先に謝っちゃいますが。
それでも、ゲームの制作過程がかなり詳しく紹介できるんじゃないかと思うんですが。

30年ほど前、ワースブレイドのデザインが始まった頃、正直ゲームの専門家と言える人間はTommy松本氏だけだったように思います。熱意だけなら、メンバーのほぼ全員が持ってましたが。
TRPGの概念は、当時のゲームのレベルではあったものの全員が共有していたので、松本氏が上げてきたルールを叩き台にして内容の検討と、聖刻シリーズの基本設定を拡張して、世界観を構築していくという作業が同時進行で行われました。内容がある程度固まったところで、もともと書籍の編集作業が専門だった伸童舎のノウハウを使って、いきなりスタートセットの構成作業に入ったことを記憶しています。
内容の項目を深夜までかけて固めて、その項目ごとに内容を詰めてくる。でもって、それを検討して本書きに入るわけですが、これに実に時間がかかりました。初めてのことだったので、他に参照できるものも少なく、基本的構成はともかく、ひたすら手探りで書くしかありませんでした。
当初1092にちょっとだけ遅れてリリースのはずが、結局1年前後遅れてようやく出たのはその辺の事情です。で、やっと出て、すぐに呼び出され、やったー打ち上げだーと思ってたらEx1の打ち合わせだったというですね。

もうこのくらい書いても怒られないですよね?
いろいろあり過ぎて思い出そうとすると吐き気がしますが、楽しかったこともなかったわけではありません。リプレイ用のセッション終えて、高田馬場の東の方にあるアフリカ料理の店でみんなで飯を食ったこととか。聖者の仮面の頃だったかなー。カイ・ダインは内部スタッフだけだったので、あんまりそういうことはなかったような気がする。
うーん、懐かしいなー。時間があったら、アフリカ料理の店がどうなったか見てこよう。さすがにもうないと思うけど。

日下部匡俊