聖刻シリーズとは? については、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』などをご覧くださいませ。
聖刻-BEYOND- PV絶賛公開中!
いつものようにファミレスからお送りしています。いきなり使ってるノートPCがバッテリ交換を要求してきたので、泣く泣く有料で交換したのがついさっき戻ってきたところです。ああ。ああ、確かにバッテリの持ちが全然違う。なんかこころなしか動作も軽くなったような気がする。いままでは日本語入力が思いっきりもたついてたんですが、これなら買い換えなくてもいいなあ。
なんてことはまあどうでもいいんですが。ああでも動作が軽いのはいいなあ。
えーと、ちょっとだけBEYOND(小説)のネタバレを含みます。ご注意を。個人的には本編の内容にほとんど関係ない(現状は)ので、まあいいかなって勝手に思ってますが、それも嫌って人は、目を閉じて耳を塞ぎ、今日の日記はなかった、今日の日記はなかった、今日の日記はなかったと3回唱えてページを閉じましょう。それがしあわせへの第一歩。
シリーズをご存じない方も、ここをお読みならPVはすでにご覧になっているかと思いますが、あれに登場するロボットが〈操兵〉と呼ばれるものです。細かい描写がないので、ただの戦闘巨大ロボにしか見えないかもしれませんが、あれはすべて魔法のような力〈聖刻〉で動いています。
普通に考えれば、ロボットなんて近代戦の戦場ではなんの役にも立ちません。前面投射面積が大きすぎて、砲撃の的になるのがオチですから。亜音速ですっ飛んでくる、タングステンあたり被せた徹甲弾に耐えられる物質なんか存在しないと言っていいので。
装甲騎兵ボトムズのAT(全高4mほどのロボ)ですら、実戦で使い物になるとは思えません。あれがあの通り動いたとしてもです。4mサイズのロボって、案外でかいんで。
これがファンタジー世界で、火器の類が存在しないか極めてレアならまだいいんですが、BEYONDは2030年何月とか冒頭に出てるのでおわかりのとおり、われわれの世界と同一かどうかはわかりませんが、明らかに現代風の世界であることは間違いないわけです。てことは、あの操兵たちはまるで役立たずってことになるはずなんですが、これがなぜか汎用兵器として世界中に普及している。てことは、砲撃や爆撃に耐える代物だってことなんですね。耐えるどころか、戦争のありようを変えちゃったほどのものらしいので、低位の機体である〈従兵機〉ですら通常兵器が通用しない(しにくい?)ものらしいことがわかります。
まだ、どれほどのものかは明らかになってませんが。
まあ、PVに出てる両肩に火を噴く頭がついてるヤツとか見ればおわかりのとおり、上位の機体は常識を軽く飛び越えた存在なので、あんなもんが大量に出てきたら戦争がおかしな方向に向かっちゃうのも納得なんですが、あの辺は1機ずつしか存在しないんだよなあ(ですよね?)。
というか、あのお話の外でどんな地獄絵図が展開されているのか、冒頭読んだだけでちょっとぞっとしたんですが、そこらへんもどうお話に絡んでくるのか、すごく楽しみにしてます。なんかもう、あの塔の街以外、終末戦争に突入してるんじゃないかってところも今後の注目点ではないかと思う次第です。
日下部匡俊