なんかちょっと区切りっぽい回数ですね。いやまあ特に変わったことをやるわけではないんですが。
アハーンの空には月が4つあります。大の月、中の月、小の月です……ええと間違えた、アハーンには3つ月があります。大、中、中の下、小の月です(モンティ・パイソン風)。
じつはアハーンの天体現象は一定しておりません。星の世界が地上の様相を反映して変化するからです。月は比較的わかりやすい天体なので、人間の認識があんまりばらつかず、3〜4個で固定されていますが(それでもバラつくのか!)、星座はしばしば形を変えます。それを読んで予言する連中もいるくらいなので。
たぶん、これは後世になるにしたがって変化が少なくなっていくと思われます。なぜなら、神さまの干渉が減っていくからです。天体の状態が変化するということは、宇宙規模で因果がすり替わっているということなので。1092のあたりでは、もう目に見える変化はないんじゃないかと思いますが、この辺は千葉先生次第。
なんだその辺適当なんじゃんというツッコミの声が聞こえてきそうですが、一定しないのにも法則性は一応あるので。デタラメに決めているわけではないのです。
最初の月の話に戻りますが、少なくともワースブレイドではもう一つ、因果律の中にいる人々には見えない月が存在します。昔出た『カイ・ダイン』にちょっと出てきましたが。なんかやたら月が出てきますが、月が好きなので勘弁してください。古事記で割と冷遇気味のツクヨミ神が好きでして、その関係です。まあ個人の好みなんかどうでもいいわけですが。
日下部匡俊