さて、最後は聖刻の大地とあいなるわけですが。
いままでこの辺はさんざんやってきましたので、なにをいまさらなんですが、とりあえず。

聖刻の大地は、剣の聖刻年代記、聖刻群龍伝、聖刻1092とは異なる時代の中原を舞台にした物語を作り出すための設定ベースです。現在、基本設定である『中原地誌』、そして『聖刻ノ猟手』というサンプルストーリーが展開中です。
大地の世界では、それまで扱われることがなかった銃火器が登場し、年代記では扱われなかった操兵による大集団戦も考慮されています。
聖刻の力は(少なくとも表面上は)弱まり、かつては世界を支配していた操兵を作り出す組織も弱体化し、一般人にも操兵が作り出せるようになっています。が、ご安心ください。この世界には新たな謎、黒幕、もっと恐ろしい秘密が眠っています。他の時代ともリンクし、新しい世界観が繰り広げられることでしょう。

新設の『聖刻の大地』ページにも書きましたが、聖刻の大地の企画は終わっておりません。むしろこれからが本番で、ご支援いただいた皆さんがご満足いただけるよう、企画内容を充実させていく所存です。
今後の方針としては、何度か書いているかと思いますが、聖刻ノ猟手のエピソードを追加、補完するほか、中原地誌の完成、それに基づいた(といっても、選択ルール方式で他のシリーズのプレイも可能ですが)TRPGの制作が予定されています。
また、TRPGに関連して、操兵のミニフィギュアとそれを用いたボードゲーム(TRPGの戦闘用システム)も企画中です。

日下部匡俊