こいつの公開は一応2017年中(ラスト1分未満!)なので、今回は2017年にあったことなどを。で、次回は2018年の抱負についてやることにしようかと。や、ゆく年くる年形式でやろうかと思ったんですが、書いてたらきりがなくなりましたんで。

というわけで、とりあえず2017年最後の聖刻日記です。
まああんまりここで区切っても意味ないかなとも思いつつ、なんだかんだで大きなことがあった2017年についてちょろっと書いてみようかと思います。

2017年は『聖刻-BEYOND-』に始まり、終わった年だったと言えましょう。年初に伸童舎のクラウドファンディング第2弾としてBEYONDのPV作成が発表され、皆さんのあたたかいご支援により目標より大幅に超過した金額を達成して終わることができました。
おかげさまで、当初よりもはるかに豪華な陣容と内容でPVを制作することが可能になり、出資者のみなさんには映像ソフトウェアの形で配布できることになりました。
また、小説版聖刻-BEYOND-第1巻も刊行され、アニメ化企画も進行中ということが明らかにされました(まだ制作決定ではないところがやきもきさせますが、ここはぜひみなさんのさらなる応援をお願いしたいところです)。

伸童舎的には、夏に刊行された『火星ゾンビ』も大きなトピックでした。クラウドファンディングで刊行された本書ですが、おかげさまでマイクロマガジン社よりさらにボリュームアップした一般書籍として刊行され、注目を浴びました。
8月5日には物語の最初の舞台である高田馬場駅前の芳林堂書店にてサイン会も開催され、同日夜に放送されたニコ生の聖刻の番組とダブルヘッダーという、伸童舎スタッフにはある意味ハードな1日であったことも付け加えておきます。

そう、聖刻シリーズにとっては、福山潤さんにホストをお願いしたニコニコ生放送の『聖刻ってなに??』が配信されたことが、この30年来最大級のイベントだったことは間違いありません。
福山潤さんですよ? ル○ーシュの。あるいは殺せん○ーの、実は小鳥遊くんかなり好きなんですけど(伊波とセットでだけど)、なんか実力と人気ががっちり噛み合ってる当代一流の中の人が、聖刻について営業抜きで(中学時代に1092のファンだったそう。ワースブレイドもプレイ経験あり)語ってくれる番組ですよ? こりゃもう勝ったって誰だって思いますよね。いや実際大勝利だったわけですが。
しかも、生放送はなんと8月5日と12月4日の2回。回を重ねるごとに、視聴者からのリアクションも大きくなり、なんと嬉しいことに聖刻シリーズを読んでくださる福山ファンの方も現れてくださってます。
なんかもう、万の味方を得たような気分です。
もちろん生放送自体は、同じく出演してくださっている楪さんやスタッフの皆さん、ゲストの皆さんのお力添えもあって成功裏に終わったわけですが。いやしかし、喋り手としての福山さんの才能はすごいものがありますね。楪さんもものすごいですが。

そうした大イベントの間で、『聖刻の大地』、『聖刻レギオン(仮)』の企画も静かに進行してまいりました。大地は2016年に刊行した設定本をもとに、現在世界観や設定の拡張を行っているところです。年内には大きな進展はありませんでしたが、なに、2018年こそは……おっとこれは次回の話ですな。
『聖刻レギオン(仮)』は、新・ワースブレイド計画第1弾にあたる企画です。操兵バトルゲームを新規でデザインすることと、そのためのフィギュアの可能性を探ること。幸いにして、ゲームデザイン、フィギュア製作に関してロンメルゲームズさんとR-Greyさんのご協力もあって、順調に進んでいます。最終的には商品化して一般販売できればと考えていますが、まずは試作ゲームとして完成させることが当面の目標です。
こちらも2018年春に、最初のアクションを起こす予定です。それについてはまた次回。

というわけで、そんなこんなで2017年も暮れ、2018年がやってまいります。今年は昨年の下準備を大きく花開かせるべく、スタッフ一同より一層気合いを入れていきたいと思っています。
何卒、よろしくお願いいたします。

日下部匡俊

ここに書いてある細かい言葉の意味がわからなくてもご安心を。『聖刻シリーズとは』『聖刻日記 #3』などをご覧いただけば、いろいろご理解も進むかと。
聖刻-BEYOND- PV絶賛公開中!