聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』などをご一読いただければ幸いです。
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前日の日記読み返してました。もうダメだー(藤田淑子の声で)。伸童舎のしまっちゃうおじさんにしまっちゃわれるんだー。
こんなことを20年以上繰り返してますが、こんな感じです。まだ遅くはないので、みんなちゃんと生きよう。
なんだかんだで昨日の空気を引きずってるなあ。
一昨日付けの話を書いてる最中思ったのは、日頃「ああ、ちゃんと書かせてくれたら、面白いの書く自信があるのになあ」と思ってるのがもう単なる妄想で、いざ書き始めたら苦しいのばっかりじゃんってことでした。オチというか、オチに向かう流れがビシッと決まってるといいんですが、そうじゃないと本当に厳しい。
いや、決まってるなら決まってるで、楽な描写をしちゃおうとする。普通の流れでそんな簡単にそのセリフ言うわけないだろうとか、そんな行動取るわけないだろうとか。お前は神様かみたいなことを気づかずにやっちゃいがちなのです。
なので、話を常に客観視できる自分もマルチタスクで走らせておく必要があるんですが、それができたらできたで結構大変でですね、文章読み直したら、ああこりゃダメだおじさんが顔を出してきちゃうんですよ。全部捨てて書き直したほうが楽だよ病ともいう。
それはそれで客観的じゃないんですけどね。というわけで、文章リサイクルおじさんも心に飼っている今日この頃です。捨てようとした文章もとりあえずとっといて、そこから再利用の可能性を探ってくれる人です。昨日はこの人のおかげでなんとかなりました。じつは二転三転してるのね、あの話。土壇場で、アゾームたちに出会う前の話になりましたが、じつは最後に助けにくるパターンってのが最初のオチで、そこからさらにロートが出てきて話をしちゃう編とか、シャルク黒幕編とか(これちゃんとやったらさらに文章が倍になるよ)、カレグ・カーナ市長悪人説とかころころ変わっていたのは内緒です。
短い文章で、それなりに納得できるものをと思ったら、まああれくらいしかないかなーって結論になったんですけどね。
そこはリサイクルおじさんとこりゃダメだおじさんのせめぎ合いの結果。
自分にしか通用しない可能性もありますが、じつは文章書くノウハウを結構ここに載っけてるの、気づきました?
こんなこと書いたら、「オレだけは知ってるぜふっふっふ」って人にちょっと悪い気がしますが、もともと役にたつかどうか怪しいものなので、まあ大丈夫かな。
どんな話でも反面教師にはなったりしますから、他人の経験や考え方を知っておくのは悪いことじゃないと思いますけども。
日下部匡俊