聖刻シリーズをご覧になるのが初めての方は、『聖刻シリーズとは』、『聖刻日記 #3』、『聖刻シリーズ 基本用語解説』などをご一読いただければ幸いです。
聖刻-BEYOND- PV絶賛公開中! そして、聖刻-BEYOND-大好評発売中です。
ここんとこ散々書いている〈南部大戦〉やらなにやらの話ですが。オレワールドの話ばっかりで申し訳ない。
これ、基本は『剣の物語』っていう『剣の聖刻年代記』の本編&完結編(すんごく長いし、エピローグやら補遺やらも大量にくっつきそうな気がしてなりませんが)に当たる話の事件なんですが、田舎で起きた戦いの割には規模がでかくて、北部巻き込んでその没落の遠因になっちゃうし、南部は南部でほぼ焼け野原になっちゃうし、そもそも人間同士の戦いじゃなかったのかこれはって展開が待ってるしで、なかなか大変です。
そこまで持っていくためにも、その基部を支える人間たちや事件、組織なんかが必要で、せっかく時間があるのでまとめている最中です。頭の中にはあったんですが、ここまできちんと明文化してなかったので。
まあ、あんまり決め込んでも書いていくと微妙に齟齬が出たりして困ることが多いので、こことかで書いてることの半分とかは微妙に嘘になっちゃったりもします。たぶん。
あと、ワースブレイドの年表とは明らかに違う事件や時期のずれも出てくると思うんで、そこらへんも突っ込まれると大変困ります。あくまでこっちはワースブレイド使ってオレシナリオの長いセッションやってる感じなんで。しかもハウスルールふんだんに盛り込んで。
大戦争っぽい感じが盛り上がってきましたが、しょせんはワースブレイド(笑)、操兵の数は、ひとつの戦場に全部(輸送用の従兵機とか込み込み)合わせてせいぜい1000機も出ればいい方ですし、どっちかというと人間同士の戦いの方が大きいし悲惨なことになるでしょう。昔書いた短編で、南部大戦の一場面をちょろっとやりましたが、あんな感じなので(どんなだ)。
操兵は強いし、人を恐怖で縛っていますが、やはり千人単位でかかられてはよほどの機体でもひとたまりもありません(千の守護者とかは知らない。あと八の聖刻とか。幸い、人の戦いにそいつらは出ないんで。まったく出ないとは言ってない)。なので、ワースブレイドの世界だと、操兵が決定的な戦力になりかかってはいますが、完全に支配できているわけじゃないってことです。
北部なんかは野蛮じゃない(苦笑)ので、操兵が出てきたら人間が引いちゃうところはあるんですが、南部じゃ捨て身なんですね。これが予想外の結果を生んだり生まなかったり。
このあたりは、拙作の話だけではなく、ワースブレイドでの戦争の筋立て全体に適用できるように考えています。
1092や群龍と違う戦場でなければ、やる意味がありませんし。逆に、千葉作品の戦争を再現できるようにもしていく所存。ここら辺は、旧版ワースブレイドでやっていくのか、はたまたレギオンか、あるいはその先でやっていくのか、未定ではありますが。
でも設定ベースみたいなものだし、とりあえず作業しておくのは悪いことではないよなあ。一石二鳥だし。
日下部匡俊